ロンドンで旅するように暮らす

旅行好きの「あひる」の日記です。ガイドブックに載っているロンドン定番の観光地から在住者に人気の穴場スポットまで行ってみました!

ロンドンの住宅にクーラーがついていない件

ここのところロンドンでは暑い日が続いています。午前中は気温も18~24度ほどで過ごしやすいのですが、午後になると気温が28~30度まで上がり、日本と比べて湿気がない分気持ち悪さはないとはいえ、厳しい暑さです。しかも連日ピカピカの晴れ、、、10日に1回ほどの頻度で2時間弱の小雨が降るものの、ほとんど晴れです。天気が悪いので有名なロンドンのはずなのに💦地中海と同じレベルのピーカンです。

そして、この暑さの苦しみを増大させている原因の一つが「クーラーがない」という事実。最初はあひるの家だけないのかと思っていたのですが、友人に聞いてもやはり「クーラーがない」とのこと。

どうやらロンドンの一般家庭には、クーラーが付いていないようなのです。

クーラーがない=クーラーなしで過ごせる気候なのかと思いきや、日中30度って、、、無理です!!!日本人はクーラー慣れしているので、30度で数時間過ごすのは体力的に厳しいです。昨日会ったブラジル人の友人も同じように嘆いていましたし、ドイツやフランスの友人もクーラーがない時間の過ごし方について議論していたほど。(※英国以外の欧州各国のご家庭には、ちゃんとクーラーがあるそうです。)

 

さて、そんな意外と暑いロンドンでクーラーなしで過ごす方法について、考えてみました。

①クーラーのあるところに避難する

カフェやレストラン、図書館や美術館などの公共の場所ではクーラーが付いているところが多いです。よって、クーラーを求めて外出するというのが手っ取り早い方法。

②公園の日陰で過ごす

多くのロンドナーはこの方法を採用しているのではないでしょうか。日中のハイドパークに行くと、グリーンの上には大量の人、人、人!あひるは勝手に「欧米人は日焼けするのが好き」だと思っていたのですが、案外と日陰を陣取っている人も多いです。まあ、日向で(公園なのに)水着になって日光浴をしている人もかなり多いですが。

ロンドナーとしては、発想の転換で、暑さ&日光を楽しむ、という感覚なのかもしれませんね。クーラーが欲しいなどとは言わず、季節を真正面から受け入れる精神が必要になりそうです。

長年クーラーにどっぷりつかってきたザ・日本人のあひるはやはり日陰派。日本と違って空気が乾燥しているので、公園の日陰でそよ風に吹かれれば確かに少し気分が和らぎます。ただ、気温が高く、風がほとんどない時には、公園の日陰でもじっとりと汗をかきます。

③日を避けて家にこもる

これは最終手段。極力家を快適な状況にして、こもってしまうという手。先日ハイドパークに避暑のため出かけたけれども帰ってみたら家の方がマシだったことがありました。先述のように風がない日は外も暑いので、家の方がマシな場合もあるようです。家で耐える場合は、以下の対策を講じるとよいです。

*扇風機を入手して家中の空気を循環させること。

*窓とドアをすべて開けて風通しを良くすること。

*ブラインドは下げて日光が入らないようにすること。

*電気を消して、オーブン料理は避けて室内の温度が上がらないようにすること。

*水分をこまめにとること

最後の方は熱中症対策のような話になってきますが、これでなんとか過ごします。ロンドンで暑い!と感じるのは、午後の13時ころから夜19時ころまでの6時間。この時間さえ乗り切れば、朝晩はちゃんと気温20度を下回ってくれるので何とかなります。

 

まだまだ7月も始まったばかり、なんとか無事にこの夏も乗り切りたいところです。

お料理・キッチン周りの硬水対策

今日はお料理、キッチン周りの硬水対策について紹介したいと思います。

ちなみにこれまでの硬水対策関連の記事はこちら(↓)です。

smileduck.hatenablog.com

smileduck.hatenablog.com

ロンドンの水道水は硬水であることに加えてLimescaleがたくさん含まれているので、飲めなくもないのだろうけれども、かなり不味いです。ちゃんと飲んだことはないけれど、歯磨き時に口をゆすげば多少味がわかります。飲用にも料理にも使えないお水です。

しかし、ただ不味いというだけではないのです。キッチン周りで硬水およびLimescaleで困ることといえば、次のようなものがあります。

湯沸かしポット:Limescaleが固まって白い粉のようなものが底に付く(←飲んでて心配)、お茶の表面にも透明(白?)の膜が張る

料理:硬水ではお出汁がうまくとれない、硬水をたくさん摂るとお腹を壊す

食器洗い:手洗いした食器を置いておくと数時間後には食器の表面に白い水痕が付く

あひるは割と図太く大雑把なタイプなので硬水を飲んだくらいで大したことはないのですが、家には小さな子どももいるので子どもの口に入るものにはやや気を使います。Limescale入りの硬水なんて飲んだら小さな子はたちまちお腹を壊しそうです。

湯沸かしポットの白い粉は、イギリス旅行などでホテルに泊まったときにも部屋にあるポットに白い粉(膜?破片?)のようなものが入っていたりするので注意が必要です。

ということで、あひるのキッチン周りの硬水・石灰対策はこちらです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

①紅茶にはブリタ(Brita)

日本でもよく使われているブリタはロンドンでも一般的に使われています。ブリタを使っても硬水は硬水のままですが、Limescaleは除去できます。硬水が胃に入ってもお腹が少し緩むだけなのでいいのだけれど、Limescaleを摂取するのは想像するだけで体調が悪くなりそうなので極力避けたいです。

また、紅茶の本場イギリスでは、硬水で淹れた黒い紅茶(Black tea)の方がむしろ美味しいという意見もあるようです。軟水で紅茶を淹れると赤っぽくて、硬水で淹れると黒っぽくなるのもなかなか興味深いですね。実際あひるもロンドン生活では紅茶はブリタでろ過したお水を使って淹れていますが、普通に美味しくいただけます。ブリタでろ過したお水を湯沸かしポットに入れて沸かしているので、ポットの中にもLimescaleの白い粉はほとんど付いていません。

ただし、Limescaleを除去し続けるためには、頻繁にブリタのカートリッジを交換する必要があります。ブリタには1ヵ月毎にカートリッジを交換するように容器に電子メモリが付いています。が、あひるの場合は一日に2~3回紅茶を飲むのですが、1ヵ月待たずに3週間めの途中くらいで紅茶の表面にうっすらと膜が張り始めます。とすると、4週間めにはLimescale混じりの紅茶を飲むことになってしまうので早めに交換が必要になるのです。

②料理にはヴォルヴィック(Volvic)

紅茶等以外はほとんどヴォルヴィックを使っています。ヴォルヴィックのお水は軟水(硬度60mg/L)なので、日本人にはおススメです。イギリスでは日本よりもボトルのお水が安く売っているので、あひるはほぼ毎週購入しています。1.5リットル入りのボトル6本で約£3.15(約500円)です。

料理、特に和食には必ずヴォルヴィックです。

ロンドンに来て間もない頃に、お味噌汁を作ろうと思ってブリタのお水で出汁をとろうとしたところ、ほとんど出汁が取れずにビックリしました。どんな感じかというと、お湯に鰹節が浮いているだけのような状態です。(←なんか残念ですよね💦)硬水って、水中に既に鉱物がたくさん溶け込んでいるので密度が高く、お出汁が入る余地がないみたいです。

軟水が当然だった日本での生活では気付かなかったのですが、軟水でないと和食は作れません。ということで、ご飯を炊くお水、お味噌汁、煮物等すべてにヴォルヴィックを使います。また、お水をそのまま飲みたいときも、ヴォルヴィックにしています。

③食器洗いは食洗器にお任せ、手洗いする場合はお湯で洗ってすぐに布巾で拭く

最後に食器洗いですが、ロンドンでは食洗器が一般的でだいたいどこの家にも食洗器が付いています。食洗器を使えば、食器はキレイになるので悩みほとんどありません。

が、和食器など食洗器に入れられないものは手洗いが必要です。そこで生じる問題が、洗った食器をそのまま置いておくと、乾いたときにLimescaleの白い水痕が食器についてしまうという点です。ちゃんと洗ってあるので問題ないといえば問題ないのかもしれませんが、白い水痕が付いている食器ってちょっと汚い気がしますよね。。。実際白い水痕の正体はLimescaleが固まったものなので、これらの食器を使う=Limescaleを口に入れてしまう、ということになってしまうので。。。なので、あひるは食器を手洗いする際にはお湯で洗ってから布巾で食器を拭くようにしています。そうすれば、食器にLimescaleが付着して残る量を大幅に減らすことができます。

毎回布巾で拭くなんて面倒にも聞こえますが、お鍋・フライパン、お皿などほとんどの食器は食洗器に入れるだけで、手洗いするのはお茶碗とお椀くらいなので負担は少ないです。

 

完璧とまではいえないものの、一応キッチン周りはこれで回っています。日本ではほとんど気にしたことがないところを気にしなければならないこと自体、少し不便だなと感じるロンドン生活です。以上、あひるのお料・キッチン周りの硬水・石灰対策でした。

ファミレスの定番、なんどす ~Nando's~

イギリスのファミレス(?)の定番といえば「Nando's(ナンドス)」ではないでしょうか。このNando's、おそらくお金に余裕のある日本の駐在の方々はあまり足を踏み入れたことがないレストランかと思います。が、街中を歩いていると、どこに行ってもあるわあるわ、、、発見率はマックと同じくらいな気がするくらいメジャーなお店です。

今日は、そんなNando'sについて、ちょうど先日行ってきたところなのでレポートです。

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Nando'sは、ペリペリチキン(PERi PERi Chicken)という辛いチキンをメインとしたグリル・チキンのお店です。ロンドンでは珍しく日本のファミレスと同じようなボックス席にお目にかかれるお店でもあります。店内は場所によりますが、総じてモダンで清潔感があり、カジュアルな雰囲気です。

なお、Nando'sには他のレストランと違うお作法が3点あるので注意が必要です。

1点目は、メニューですが、基本的に食事は全てメイン+サイド(1種類or2種類)で構成されています。といっても、メインのみの注文も可能ですが、個人的にはあまりおススメしません。特に目玉商品のチキンを食べるなら尚更サイドを付けたほうが美味しくいただけます。

2点めは、オーダーを決めたらカウンターまで注文しに行くということ。これを知らないと、席で待っていても誰もオーダーを取りに来てくれないので、いつまでたっても食べられません。なお、食事は出来次第テーブルまで運んでもらえるので、オーダーする際にはテーブル番号を覚えてから行きましょう。また、この時点でお会計をすることになるので、お財布も忘れずに。

2点めは、基本的にセルフサービスだということ。前述のとおり食事はテーブルまで運んでもらえるのですが、いざ食べようと思ったらナイフもフォークもないので、自分でカウンターまで取りに行く必要があります。その他、これはイギリスあるあるなのですが味付けがされていない料理があるので、例えばサラダのドレッシングや、フライドポテトの塩やケチャップなどもカウンターまで取りに行かなければなりません。飲み物もドリンクバーのようになっていて、カウンターでオーダーした際にグラスがもらえるので、自分で注ぎます。

と、ここまで来てようやく食事にありつけます。(そして途中で忘れ物に気付いたら、また席を立ってカウンターへ、、、💦の繰り返しです。)

そんな素敵なNando's、汗水たらしたあとには美味しいチキンがお待ちかねです。

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こちらはボーンレス(Off the bone)のPERi PERiチキン4本+PERi-salted Chipsです。PERi PERiチキンは辛さが5段階から選択できるのですが、今回は上から2番目の「Hot」にしました。Hotでも少しピリ辛くらいの感じなので、辛党の方は1番辛い「Extra Hot」にされるとちょうどよいかと思います。美味しいです!ポテトには唐辛子系の塩がかかっていて、このパウダーがまた美味しいのでおススメです。

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そしてこちらはSunset Burger+Chips+Saladです。

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バーガーは近くで見るとこんな感じです。もも肉が2切れ入っています。その他はチーズにほうれん草、スイートチリ?などなど。両手でつかんで頬張ろうかと思ったのですが、上から圧迫しても結構な分厚さだったので諦めてナイフとフォークでカットしていただきました。チーズがとろけてチキンには存在感もあって、とっても美味しい一品です。ほうれん草は気休め程度でほぼ存在感はありませんが、バーガーにヘルシーさを求める方が間違いだ!というのがあひるの理念なので、美味しくいただきました。

 

今回Nando'sには久しぶりに行ったのですが、美味しかったです。周囲にはホールチキンを食べている屈強な体の男性からサラダを食べているOL風の女性まで様々で、誰でも美味しくチキンをいただける雰囲気が魅力だなと思いました。

 

Nando'sが気になる方はNando'sのHPをご覧ください。https://www.nandos.co.uk

日本食レストラン ~Nagoya~

先日マリルボーンに散歩に行ったついでに日本食レストラン「Nagoya」でランチをしてきました。マリルボーン&メイフェアのあたりには日本食レストランが数多くありますが、印象としてはマリルボーンは庶民派、メイフェアは高級店といった感じです。

Nagoyaは一応居酒屋の位置づけなのでカジュアルで気軽な感じの雰囲気でした。ちなみに、ランチ営業は木・金曜日のみとなっています。

f:id:smileduck:20180608060245j:plainお店に到着です。赤ちょうちんが良い感じの雰囲気を出しています。お店の入り口付近には食品サンプルが並べられていて、食欲をそそります。

金曜日の13時前くらいだったので店内は空いていました。お客さんが2組いましたが、あひるたちが到着して間もなくにお店を出て行ったので、ほぼ貸し切り状態に近い感じになりました。ラッキーです。

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まずはビール。日本のアサヒスーパードライです!やっぱり日本食には日本のビールが合います。お店の奥にはカウンターがあり、店長さんがいらっしゃいます。店長さん、愛想も口数もほとんどない職人的な雰囲気の方で、貫禄がありました。

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まずは揚げ出し豆腐からいただきます。なんとなく見た目はまあまあなのですが、出汁の味が美味しく、お豆腐も柔らかくて美味しかったです。

出汁の中に揚げ豆腐を置いた感じでしたが、揚げ豆腐の上から出汁をかけたほうがいいのではと勝手に思ってしまいました。いや、けどせっかく揚げた揚げ豆腐がしなっとならずにサクサクのままテーブルに出せるよう、このように工夫されているのかもしれません。。。いずれにしても家では揚げ出し豆腐って作らないので、お店に行ったら食べたい一品です。

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こちらは豚肉の生姜焼きです。日本のスーパーにあるような豚の薄切り肉を期待していたのですが、やや分厚いめだったので少しテンションが下がりました。が、こちらも見た目どおり鉄板で焼いてあるのでアツアツで美味しかったです。

そして次からがメイン料理!

f:id:smileduck:20180611061405j:plainでで~ん!!!まずこちらはうな重です。うなぎは小さめかつ少なめで、味もまあまあでしたが、ロンドンでうな重がいただけるところの中では良い方なのではないでしょうか。タレは美味しかったです。小さいお重に入って出てくるのですが、思ったよりもお腹がいっぱいになりました。うな重にはお味噌汁もついてきます。

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そしてこちらはてんざるそばです。正直いたって普通のお味でしたが、美味しくいただきました。天ぷらはエビ、カボチャ、ナスなどなど、、、なかなかロンドンで生活していて天ぷらは家では作らないので、こちらもお店でいただきたい一品ですね。

なお、おそばのおつゆは追加をお願いしたところ有料(£1.00だったかな?)でした。

食べているうちにまた数人お客さんが入ってきましたが、混みあうことはなかったです。とにかく昼間は空いていて、日本的な雰囲気に浸るには十分な空間でした。

イギリスで日焼け止めを買うの巻 ~ベビー編~

以前にBootsで日焼け止めを購入した記事を書いたのですが、今回はベビー用の日焼け止めについて。

あひるが自分用に購入した日焼け止めに関する記事はこちら(↓)です。

smileduck.hatenablog.com

子ども用の日焼け止めもBootsに何種類も売っているのですが、どこか信用ならないというか、子どもの皮膚に優しいものなのか不安があるというか、そんな感じで購入を躊躇したまま日が経ってしまいました。

幸いロンドンの気温はここのところ高くても23度くらいにとどまっているので、薄手の長袖を着せて、帽子を被せて、あまり日があたらないように注意していたのですが、あれよあれよという間に気付けば手の甲が黒く日焼けしてしまっていました。イギリスを含むヨーロッパの気候は日本と違って乾燥しているせいか、紫外線が直に肌に当たってすぐに日焼けしてしまいます。実際、太陽の下にいるとじりじりと皮膚に突き刺さるものがありますし、その意味ではカッコつけでも何でもなく目を保護するためにサングラスは必須です。日焼け止めをBootsで見つけられないのであればネット通販で購入しようと思い、「Baby Sunscreen uk」で検索したりもしたのですが、逆にネットだと候補がありすぎて、口コミも読めば読むほど一長一短(というか個々人でやはり感想がまちまち)で、結局「これだ!」というものを見つけられませんでした。

 

そんなある日、Bootsにオムツを買いに行った際に売場をチラ見したところ、何やら少し良さげな日焼け止めを見つけたので、衝動買いをしました。(信用ならないとか言いながら結局Bootsで購入かい、と突っ込まれそうですね。。。笑)いつまでも迷っていられないのと、これだけネット等も駆使して調べた上で購入するので少し安心感があったのと、最後はエイヤー!と決めるしかないというのが購入の決め手(?)になりました。

そして、購入したのがこちらです。

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Childs Farmのサンクリーム。英国ブランドの製品です。こちらの日焼け止めは新生児のベビーから使用可能で、敏感肌の子にもOKです。基本的にはオーガニック素材を使っているので、比較的安心して使える日焼け止めだと思います。また、SPF50+でUVA、UVBなので日焼け防止効果は強い方です。子どもの日焼け止めとはいえ、SPF25以上のものを使用するよう一般的に推奨されているので、その点クリアしています。

使用感としては、クリームは少し粘性があるので垂れにくいという点はいいのですが、柔らかくてめちゃくちゃ塗りやすいというわけでもないです。子どもは塗っている最中からよく動くので、おそらくどのクリームにしても塗るのは一苦労なのですが、もう少し広がりやすかったら少しは塗りやすかっただろうなと思います。塗ったあとは、しっとりとしていてべたつかず、またフレグランスフリー(Fregrance free)なので変な香りもせず安心です。結局、塗りにくいという点を除いてはGOODな商品でした。

Childs Farmが気になる方はリンク先(↓)をご覧ください。

www.childsfarm.com

あとで調べて知ったのですが、Childs Farmって受賞歴があるんですね。たまたまですが安心できる商品が買えてよかったです。

日焼け止め効果についてはこれからまだ検証が必要ですが、それほど我が子を日に当てないように注意してこの夏を乗り切りたいと思います。

コッツウォルズ旅行 番外編~The Lamb Inn~

コッツウォルズ旅行であひるが泊まったお宿は、The Lamb Inn(ザ・ラム・イン)というグレート・レシントン(Great Rissington)にあるインです。

グレート・レシントンは、バーフォードから約6マイル(車で15分)、ボートン・オン・ザ・ウォーターから約3マイル(車で7分)の距離にある草原に囲まれたとっても小さな集落でした。インの周囲にお店はなく、観光地化していないので、とっても静かに滞在できます。

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こちらがラム・インの外観です。コッツウォルズストーンでできた建物はとっても古く、約300年前に作られた建物です。客室は全部で14室あり、それぞれの部屋に個性があります。こういった古いインに宿泊できるというのもコッツウォルズの魅力の一つです。なお、無料の駐車場付きです。

宿泊客の入り口は建物に向かって左側にある小道から入っていきます。古い建物なので、天井が低いところもあるので背の高い人は注意が必要です。

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ラム・インにはパブ(兼レストラン)も併設されていて、ここで朝食や夕食をいただくこともできます。内装はレトロで趣きがあり、また、手入れが行き届いていてとっても清潔ですてきな空間になっています。

前方の壁には、ずっと昔にグレート・レシントン出身の兄弟たちが乗った飛行機が墜落したという歴史の紹介とともにその飛行機の一部などが展示されているようでした。パブのお兄さんが、ここは古くて歴史のある場所なんだよ、と教えてくれました。

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左手はパブカウンター、右手はテーブル席です。正面奥の空間は2組分のテーブル席があり、また更に左奥にも空間が広がっていて、お庭を眺めることができる席が並んでいます。

朝食は一番奥のお庭が見える空間で太陽光を感じながらいただくことができます。また、夜のレストランの予約席も一番奥の空間です。手前の写真の空間はパブ利用のお客さんが多くなりますが、お食事もちゃんといただけます。

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パブでオーダーした飲み物は建物前の屋外の席やガーデンでいただくことも可能です。天気の良い日には最高ですね。

さて、このラム・インの14部屋、あひるは今回はBooking.comを使ったので自動振り分けされたようですが、ラム・インのホームページから宿泊予約する場合にはどの部屋に泊まるが自分たちで選ぶことができます。部屋のサイズやテイストが様々なので、せっかくだから宿泊する場合にはホームページから予約することをおススメします。(あと、余談になりますが、最近のBooking.comは宿泊予約した日数がきちんと宿泊先に伝わっていなかったりと何かとトラブルが多くなってきているようです。あひるも今年に入って2回も被害に遭っているので、今後Booking.comを使い続けるのには躊躇いがあります。今回のラム・インも滞在1週間前にラム・インから宿泊確認のメールが来たのですが、Booking.comの予約ページよりも宿泊日数が減っていて、宿に問い合わせしたところ「Booking.com経由で訂正を」とのことだったのでヘルプデスクに連絡して正確な宿泊日数を伝えてもらい何とかなりました。

ちなみに今回あひるたちが泊まったのはRissingtonという名のついた1階のお部屋でした。お部屋には古い暖炉の前に大きなソファがある居間と、奥にキングサイズのベッドルームと、バスルームで構成されていて、更にお庭を眺めることができます。フロントのすぐ近くなので、外に行くにもレストランに行くにもアクセスが良かったです。

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こちらが暖炉です。実際に使うことはできないようですが、周囲にはお鍋や壷なども飾られており、他では感じることのできない雰囲気です。イギリスらしくお茶菓子と紅茶・コーヒーも部屋に常備されています。お部屋の中は絨毯になっているので、子連れでも安心です。ベッドルームとバスルームの写真は撮り忘れたのですが、バスルームも新しいものが入れられているようで、シャワールームもなぜか電気が自動的にカラフルに光る仕組みになっていました。

 

チェックインを済ませて荷物を置いたところで、ラム・インの周辺散策です。といっても、周辺は住宅が点在しているのみ。。。

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どのお家も石造り又はレンガ造りになっていて、緑のガーデンがキレイで素敵な場所です。とにかく住宅が数件あるだけの集落なので、車もほとんど走っておらず、静かです。

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ラム・インから歩いて5分ほどのところにはロバ(?)がいました。のほほんとして、ゆっくりと柵の近くまで来てくれました。

ラム・インに滞在中、朝食はお宿でいただきました。ここの朝食はブリティッシュスタイルになっていて、席に着くやいなやコーヒー又は紅茶がサーブされ、メイン(ホット)のお料理を選択できます。そのほかにセルフサービスでパン、シリアル、ヨーグルト、フルーツ、牛乳やジュースをいただけます。

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イギリスではメジャーな朝食のポリッジ(Porridge)。オートミールの一種です。栄養価が高く、健康に良いとされています。こちらのポリッジは、ベリーのジャムとたっぷりのはちみつが添えられていて、とっても美味しかったです。量が多かったので、朝から食べるにはなかなかのものでしたが(笑)

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こちらはトーストに厚切りのサーモンとスクランブルエッグが添えられた一品。見た目の適当さがイギリスらしいですが、味は確かです。

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そしてこちらがイングリッシュブレックファースト、ベジタリアン用です。ベジタリアン用だとソーセージも野菜でできていました。トーストは伝統的な揚げタイプでした。

メイン料理が選べるので毎日食べても飽きない朝食になっていて、大満足です。

そして、滞在中一回だけ軽く夕食もいただきました。あまりお腹が空いていなかったので、スターターのみです。

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こちらはオリーブとパン。パンにはガーリックがしっかり塗られていて、ビールに合う一皿でした。

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こちらはスープ・オブ・ザ・モーメント(Soup of the moment)。カリフラワーやその他野菜がペースト状に煮込まれたスープで食べ応えがありました。このスープはかなり美味しかったです。

パブ兼レストランの店員さんたちはみなさんとってもフレンドリーで、子連れのあひるたちには配慮もしてくださってとってもありがたかったです。

 

そんなこんなでラム・インには3泊お世話になったのですが、街へのアクセス良し、静かで環境良し、料理良し、サービス良しの大満足な滞在になりました。車があればコッツウォルズではラム・インでの滞在をおススメします。

コッツウォルズ旅行 ⑥ストウ・オン・ザ・ウォルド

コッツウォルズ旅行、3日目午後はストウ・オン・ザ・ウォルド(Stow on the Wold)へ。午前中降っていた雨も止んで、街歩きにちょうどいい天気になりました。

ストウ・オン・ザ・ウォルドは昔マーケットだった街で、今は大小さまざまなお店が並んでいます。

あひるのステイしていたボートン・オン・ザ・ウォーターの近くの宿からストウ・オン・ザ・ウォルドまでは車で15分。街の中心にある広場が大きな駐車場になっていて、そこに車を停めました。ちなみにここの駐車場は無料パーキングです。すごい!

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こちらが駐車場です。もともと広場なので見渡しもいいし、道も広いので、駐車しやすいつくりになっています。周囲の建物も古いものが多く、はちみつ色の独特の世界が広がっています。

車を停めて、ぶらり街歩きをはじめます。

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写真右手に見えている十字架の塔は、マーケットクロス(Market Cross)と呼ばれているもので、ストウ・オン・ザ・ウォルドの街がマーケットだったことを示すものです。ずっと昔に建てられた塔がこうして時を超えて現在も立っているというのは、なんだか神秘的です。

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駐車場の広場のすぐそばにHUFFKINS(ハフキンス)を見つけました。初日にバーフォードでHUFFKINSに行っているので、ここではお店には入りませんでした。壁に緑色の自転車が掲げられていて、とってもオシャレです。

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オシャレな小道を見つけました。ここは奥にはカフェが2軒、手前にはアンティークや雑貨のお店があり、ちょっと中庭のようになっていて居心地がよく、魅力的でした。

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大通りから小道を覗くとこんなオシャレなカフェもありました。センスの良い配色になっています。壁の植物もオシャレです。

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石造りの街なのであまりグリーンがないためか、このお店(?)は少し目立っていました。素敵なグリーンです。

 

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こちらのチーズ屋さんもバーフォードで立ち寄ったお店の系列店です。

ここで休憩にお茶をすることにしました。街の北の端っこにあるルーシーズ・ティールーム(Lucy's TeaRoom)です。

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店内に入るとお菓子の香りがふわ~としました。店内は混みあっていたので、お店の奥にある中庭の席に座りました。雨上がりだったせいか、中庭はお客さんがいなくて、あひるたちの独占状態。ラッキーでした。

ここのところ甘いもの続きで胃袋がもたれ気味だったのですが、せっかくコッツウォルズに来ているのだからということで、クリームティーをいただきました。

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スコーンはプレーンとフルーツから選べます。あひるたちはプレーンにしました。スコーンは1つなのですが、2つが合体したような形になっていて、大きいです。実質2つ分です。クロテッドクリームはやや軽いめのホイップクリームのようなお味でした。スコーン自体がバターの香りがして美味しいので、軽いクロテッドクリームが合っていました。美味しかったです。

お腹も満たされたところで、ティールームをあとにして街歩きを再開です。

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ティールームのすぐ横にあったロッジ(ホテル)のお庭がグリーンに囲まれていて素敵でした。こんなところでのんびり本を読んで過ごしたいです。

と歩いているうちに5時半近くになりタイムアウト。コッツウォルズ地方のお店はほとんど5時~5時半に閉店です。

ストウ・オン・ザ・ウォルドの街はぐるっと一周回ってお店を見ることができるのですが、他の街と同じくこじんまりとしているので、街歩きだけなら1時間もかからないと思います。ゆっくりお茶をして2時間弱でした。

 

このあとお宿に戻り、翌日4日目は朝食後にロンドンに戻りました。あひるがコッツウォルズで3連泊したお宿については別の記事で書きたいと思います。