ロンドンで旅するように暮らす

旅行好きの「あひる」の日記です。ガイドブックに載っているロンドン定番の観光地から在住者に人気の穴場スポットまで行ってみました!

ロンドンの住宅にクーラーがついていない件

ここのところロンドンでは暑い日が続いています。午前中は気温も18~24度ほどで過ごしやすいのですが、午後になると気温が28~30度まで上がり、日本と比べて湿気がない分気持ち悪さはないとはいえ、厳しい暑さです。しかも連日ピカピカの晴れ、、、10日に1回ほどの頻度で2時間弱の小雨が降るものの、ほとんど晴れです。天気が悪いので有名なロンドンのはずなのに💦地中海と同じレベルのピーカンです。

そして、この暑さの苦しみを増大させている原因の一つが「クーラーがない」という事実。最初はあひるの家だけないのかと思っていたのですが、友人に聞いてもやはり「クーラーがない」とのこと。

どうやらロンドンの一般家庭には、クーラーが付いていないようなのです。

クーラーがない=クーラーなしで過ごせる気候なのかと思いきや、日中30度って、、、無理です!!!日本人はクーラー慣れしているので、30度で数時間過ごすのは体力的に厳しいです。昨日会ったブラジル人の友人も同じように嘆いていましたし、ドイツやフランスの友人もクーラーがない時間の過ごし方について議論していたほど。(※英国以外の欧州各国のご家庭には、ちゃんとクーラーがあるそうです。)

 

さて、そんな意外と暑いロンドンでクーラーなしで過ごす方法について、考えてみました。

①クーラーのあるところに避難する

カフェやレストラン、図書館や美術館などの公共の場所ではクーラーが付いているところが多いです。よって、クーラーを求めて外出するというのが手っ取り早い方法。

②公園の日陰で過ごす

多くのロンドナーはこの方法を採用しているのではないでしょうか。日中のハイドパークに行くと、グリーンの上には大量の人、人、人!あひるは勝手に「欧米人は日焼けするのが好き」だと思っていたのですが、案外と日陰を陣取っている人も多いです。まあ、日向で(公園なのに)水着になって日光浴をしている人もかなり多いですが。

ロンドナーとしては、発想の転換で、暑さ&日光を楽しむ、という感覚なのかもしれませんね。クーラーが欲しいなどとは言わず、季節を真正面から受け入れる精神が必要になりそうです。

長年クーラーにどっぷりつかってきたザ・日本人のあひるはやはり日陰派。日本と違って空気が乾燥しているので、公園の日陰でそよ風に吹かれれば確かに少し気分が和らぎます。ただ、気温が高く、風がほとんどない時には、公園の日陰でもじっとりと汗をかきます。

③日を避けて家にこもる

これは最終手段。極力家を快適な状況にして、こもってしまうという手。先日ハイドパークに避暑のため出かけたけれども帰ってみたら家の方がマシだったことがありました。先述のように風がない日は外も暑いので、家の方がマシな場合もあるようです。家で耐える場合は、以下の対策を講じるとよいです。

*扇風機を入手して家中の空気を循環させること。

*窓とドアをすべて開けて風通しを良くすること。

*ブラインドは下げて日光が入らないようにすること。

*電気を消して、オーブン料理は避けて室内の温度が上がらないようにすること。

*水分をこまめにとること

最後の方は熱中症対策のような話になってきますが、これでなんとか過ごします。ロンドンで暑い!と感じるのは、午後の13時ころから夜19時ころまでの6時間。この時間さえ乗り切れば、朝晩はちゃんと気温20度を下回ってくれるので何とかなります。

 

まだまだ7月も始まったばかり、なんとか無事にこの夏も乗り切りたいところです。