ロンドンで旅するように暮らす

旅行好きの「あひる」の日記です。ガイドブックに載っているロンドン定番の観光地から在住者に人気の穴場スポットまで行ってみました!

コッツウォルズ旅行 ⑤バイブリー

コッツウォルズ旅行、3日目は朝からあいにくの雨。この日は午前中にバイブリー(Bibury)に行ってきました。

バイブリーといえば、コッツウォルズの代表的な景観(?)であるアーリントン・ロウ(Arlington Row)。コッツウォルズの街の建物はどれも古いものばかりですが、アーリントン・ロウはなんと14世紀に建てられたものだそうです。日本では考えられないくらい古いお家!石造りってすごいですね。

あひるのステイしているボートン・オン・ザ・ウォーターからバイブリーまでは車で20分ほどかかりました。バイブリーでは駐車場ではなく、路上に車を停めて、さっと周りを見て回ります。

このバイブリーという村はとっても小さいので、アーリントン・ロウもすぐに発見できました。

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緑に包まれたマイナスイオンたっぷりの風景です。建物にも趣きがあります。

車道側から写真を撮りつつ、アーリントン・ロウの前に向かいます。

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道路沿いのコルン川(River Coln)です、川の水は透き通っていて、川底が見えていました。写真には写っていませんが、鳥たちが川をゆっくり散歩していました。とってものどかな雰囲気です。コルン川にかかる橋(写真左側)を渡ると、アーリントン・ロウの前を通ることができます。

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アーリントン・ロウの前を通って振り返ったらこんな感じの風景です。私はこちらからのアングルの方が好きです。

この石造りの建物はバラバラではなく全部くっついているみたいです。あと、建物の扉がどれも小さく、腰をかがめて家の中に入るような仕組みになっていました。

建物を眺めていると、建物から背の高いおじいさまが出ていらっしゃったので、ビックリしました。今でもこの建物が実際に家屋として使われているのですね。(自分の家が観光地になっていて毎日観光客が行き来しては写真を撮っていくというのは、お住まいの方には迷惑なのかもしれないと、なんだか申し訳ないような気もしたのですが、、、歴史的にも観光的にも価値のあるところにお住まいというのはとっても誇らしいことでしょう。。。)

アーリントン・ロウを見たあとは、小雨が降っていたので周囲を少し見てから車に戻ったのですが、かの有名なバイブリーのスワン(The Swan Hotel)や、バイブリー・トラウト・ファーム(Bibury Trout Farm)などもすぐ近くだったので、バイブリーは全部見て回るのに30分もあれば十分なのではないかといった感じでした。コッツウォルズの他の街と違って、バイブリーは完全に「村」なので、観光本のたぐいのものに掲載されているもの以外はありません。森と川と鳥とアーリントン・ロウの、自然に囲まれた村でした。

 

あと、バイブリーで気になったことが2点あります。

1点目は、午前中の早い時間にもかかわらず、アジア系の観光客がたくさんいたことです。とっても小さな村なので、歩き回っているのはほとんど観光客なのですが、中型~大型バスが3~4台も来ていてアジア系の方の多さに圧倒されました。(って、あひるもどこから見てもアジア系なので同じですね💦)

2点目は、携帯の電波がほとんどないことです。あひるの車にはカーナビがついていないので、スマホのgoogle mapをカーナビ代わりに使っています。帰りに車に乗って、次の街を検索しようとしたところ電波が1本も立っていなかったので、一瞬思考停止になりました📶10分ほど北に車を走らせたら電波が立ったので良かったのですが。さすがバイブリーは自然に包まれた村!と実感させられました。

コッツウォルズ旅行 ④チッピングカムデン

コッツウォルズ旅行、次の街はチッピングカムデン(Chipping Campden)です。

古くはマーケットで栄えた、ハイストリート沿いにはまたハチミツ色のコッツウォルズストーンの建物が並んでいる素敵な街。ブロードウェイからは車で15分もかかりませんでした。町の中心部に駐車場があり、とっても便利!ここの駐車場もブロードウェイと同じく1時間あたり£1.00でした。

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チッピングカムデンの看板、とても洒落ています。建物も美しく、歴史を感じさせるすてきな雰囲気です。

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街の中心部分、左手前に見えているのが駐車場です。そして右側の道路がハイストリートです。ハイストリート沿いにはカフェ、パブ、レストランやアンティークのお店がありました。車の交通も比較的多く、歩道も狭いめなのでごちゃっとしたところがありますが、飲食店のレベルは他の街より高いです。

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太陽の光で建物の壁がキレイに発色しています。写真の中央に見えているのが、マーケットホール(Market Hall)と呼ばれる昔の市場です。このホールも石造りでステキでした。

チッピングカムデンで、あひるは小休憩にカフェで軽食をいただきます。訪れたカフェは駐車場のすぐ隣にあるハクスレイズ(Huxleys)です。

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このカフェ、外見からして建物自体もステキなのですが、内装も重厚感があっていい感じのレストラン的な感じでした。写真からもわかりますが、テラス席や庭席もあり、オシャレな雰囲気です。カフェ、と呼ぶにはもったいないくらいオシャレな雰囲気なのですが、カジュアル利用できるので、おすすめです。ベビーカー持ちや子連れもOKのようです。基本的には静かなお客さんが多く、落ち着いた雰囲気です。かなり気に入りました。

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あひるは庭席に座りました。グリーンを眺めながら、気持ちのいい時間が始まります。

既にお昼は軽く食べていたので、ここでは軽食をいただきました。

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チーズと生ハム、そしてクラブサラダです。チーズと生ハムにはバルサミコ酢のようなものがかかっていました。生ハムはジューシーで美味しかったです。そしてこのクラブサラダ、これが素晴らしかったです。蟹身がしっかりしていて美味しいのと、ごろごろ野菜がとってもちょうどよく調理してありました。特にアスパラの湯で具合は最高です。こんなに美味しいクラブサラダは食べたことがありません。

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食後にはラテをいただきました。コーヒー類にはチョコレートが付いてきます。こういった心配りもありがたいです。

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ハクスレイズ、とっても良かったのでチッピングカムデンに来たら絶対に寄りたいカフェです!

 

さて、チッピングカムデンに来たついでに近くのドーバーズヒル(Dover's Hill)へ向かいました。ドーバーズヒルはチッピングカムデンの北西にある丘で、街からは1キロ強フットパスで丘を上がったところにあります。が、あひるは車なので5分ほどで丘の上まで到着しました。車を停めて、そこから更にフットパスを歩きます。ちなみにドーバーズヒルの南側には駐車場もあるのですが、今回は東側のフットパスの近くから歩いて行きました。

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フットパスの道路沿いにあった標識。ドーバーズヒルはあっちですよ、と教えてくれているのですが、存在感が薄く、さりげなさすぎて見落とす人もいるのではないかと心配になりました。

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緑に囲まれたフットパスを進みます。

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3分ほど歩いてようやく到着です。さっそく羊がお出迎えしてくれました。柵がありますが、通行OKの標識があり、柵の中に入ります。

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丘の上からイーヴシャム方面(北西)を望む景色がこちらです。少し遠くが霞んでいますが、広大な景色に心が洗われます。どこまでも平野が広がっていて、雄大です!

遠くに羊たちがのんびり過ごしている様子も見ることができました。

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近くにも羊が、、、同じ柵の中にいるので至近で見ることができます。

ドーバーズヒル、チッピングカムデンから少し離れているとはいえ、大自然を感じられる場所なので、行って良かったです。

コッツウォルズ旅行 ③ブロードウェイ

コッツウォルズ旅行、2日目は朝からブロードウェイ(Broadway)へ。

あひるがステイしているボートン・オン・ザ・ウォーターからブロードウェイの街までは、車で25分ほどかかります。ブロードウェイの街に行く前に、街から2キロほど離れた丘の上にあるブロードウェイタワー(Broadway Tower)に立ち寄りました。

タワーに行く途中の道では、コッツウォルズらしく羊たちを拝むことができます。

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広い野原でくつろぐ羊たちの姿に癒されます。これぞイギリスの田舎の醍醐味!

ブロードウェイタワーの近くには無料の駐車場とカフェがありました。

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午前中の早い時間帯だったので、カフェにはまだ人がほとんどいませんでした。こんなオープンカフェでのんびりと過ごして至福の時間です。ちなみにお昼くらいからはたくさんお客さんが来ていて、カフェの外の席も半分以上埋まっていました。

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カフェ近くの小高い丘の上には天を仰ぐうさぎさん。ここからの見晴らしは素晴らしいです。

カフェから歩いて5分足らずでタワーに到着です。

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タワー自体は小さいのですが、丘の上にあって遠くからでも認識できました。古い建物で、素敵な雰囲気です。300年ほど前に建てられたそうです。昔の見張り台だったのかな。

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タワーの内部は各階ごとに展示になっています。個人的には2階にあったウィリアムモリスのコレクションの展示が良かったです。

ちなみにこれだけ小さいタワーなので当然エレベーターはないのですが、階段の横幅がとても小さいです。が、あっという間に屋上まで上れました。屋上からは360度広がるコッツウォルズの景色を眺めることができます。お天気に恵まれたものの、風がきつい日だったので早々にタワーを降りてきてしまい、写真を撮り忘れました。。。

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戻って1階のギフトショップ。ここにもウィリアムモリスのデザイン柄の商品が置かれていました。あひるも旅行気分で調子に乗ってモリスのティータオルをゲットしました。別にコッツウォルズで買わなくてもロンドンでも買えるよ、という感じなのですが、旅行に行くとついつい財布の紐が緩んでしまいます。

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ラベンダーグッズも多く置かれていました。山というか高原に来ると、ラベンダー系の商品を多く見かけますね。癒されます。

 

さて、丘の上で腹ごしらえを終えて、ブロードウェイの街に向かいます。タワーから街までは車で10分もかからないくらいで着きました。

ハイストリートから1本奥に入ったところにショートタイムの駐車場(最大4時間まで)があり、そこに車を停めました。ロンドン及びその周辺と違って駐車代金が安くてビックリです。1時間あたり£1.00でした。

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ブロードウェイの街は、他の街と違って道が広くゆったりとした雰囲気です。ハイストリートにはアンティークショップやオシャレな高級雑貨などを取り扱うお店がありました。

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落ち着いた雰囲気です。ハイストリートのすぐ近くには高級住宅地もあり、街を歩いている方々の年齢層もやや高めな気がしました。洗練された大人の街という感じでした。

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コッツウォルズで有名なティサンズ・ティールームも発見。ここでクリームティーをしたかったのですが、お昼にケーキを食べてしまったのでパンパン状態で断念。。。

 

ブロードウェイは落ち着いた素敵な街でした。お店とか飲食店はそれほど多くないので、サイズ感的には最初に行ったバーフォードと同じかそれより小さいくらいかもしれません。1時間で十分楽しめました。

コッツウォルズ旅行 ②ボートン・オン・ザ・ウォーター

コッツウォルズ旅行、次の街はボートン・オン・ザ・ウォーター(Bourton on the water)です。バーフォードからは車で20分程度で行くことができます。

ボートン・オン・ザ・ウォーターといえば、ウインドラッシュ川(River Windrush)という美しい小川を中心としたかわいい街。

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お天気にも恵まれ、小川も穏やかで気持ちがいいです。5月に行ったので、木々の緑が小川に反射して、とてもキレイでした。平日だったせいか、川のほとりにもそれほど人が多くなく、穏やかな雰囲気が漂っていました。

ちなみにコッツウォルズではこの刳り抜き系の看板(?)を多く見かけました。なんかおしゃれです。

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カモをはじめ、小川には多くの鳥たちがいました。

あひるはこのボートン・オン・ザ・ウォーターを拠点にしていたので、3日間通い続けたのですが、拠点にしていると観光している感覚が薄くなるせいか、ほとんど写真を撮っていません。。。小川の写真ばかりです。

ちなみにこのボートン・オン・ザ・ウォーター、夕方の時間帯はとても穏やかなのですが、お昼過ぎは観光バスが何台も来て、この写真より3~4倍の人口密度になります。他の街に比べて飲食店の数も種類も多いためか、観光ツアーの昼食場所になっているようです。平日であればツアー客と重なってもそれほど問題はないのですが、週末は池の周りがイモ洗い状態になることもあるようなので注意が必要です。

ゆったりとボートン・オン・ザ・ウォーターを楽しみたい方は、平日の3時以降に訪れるのがよいと思います。

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本当に穏やかな雰囲気です。川沿いをゆっくり散歩しても10~15分ほど。お店はたくさんありますが、飲食店が多いので、周って見てもそれほど1時間強あれば十分です。

 

ちなみにあひるがボートン・オン・ザ・ウォーターで訪れたお店は以下のとおりです。

*Aroma Indian Restaurant and Takeaway

インド料理のお店です。コッツウォルズに来てなぜカレー?と思われそうですが、パブめしを中心としたイギリス料理を毎食食べるのはそれなりに厳しいものがあるのです。少し違うテイストのものが食べたいというときに、ここのインド料理はもってこいです。このお店の1階はテイクアウト用、2階はレストランになっています。あひるはテイクアウトしたのですが、ここのカレーは絶品です!カレーの種類もたくさんあるので、店員さんに好みを伝えるとピッタリのカレーを勧めてくれます。ナンは分厚い目ですが、ほんのり甘くてカレーにも合っています。具だくさんの本格カレーなのにとっても安いので、心も懐もほっかほかでした。

*The Cornish Bakery

コーニッシュパイを中心としたベーカリーです。道を歩いているとふくふくと大きなスコーンがディスプレイされているのに釣られてお店に入ってしまいました。コーニッシュパイの種類はかなり多いのですが、中でもトラディッショナルがおすすめです。ふくふくのスコーンはバターが多い目なのか、クリームがなくても濃厚なお味でした。

*Box of Delights

お土産屋さんです。が、ごちゃごちゃした感じがしない少しオシャレな品を扱っているお店といった雰囲気です。ティータオルやティーポットカバーなどのティー用品と、イギリス製のおもちゃを取り扱っています。ティー用品はやさしいタッチの動物の柄がいくつもありました。あひるはティーポットカバーを2種類購入。あとはイギリス製の木のおもちゃもいくつか購入しました。

*The Edinburgh Woollen Mill

その名のとおりエディンバラのウール製品を扱うお店です。コッツウォルズとの関係はよくわかりませんが、このエディンバラのお店は他の街でも見かけました。ウールのマフラーやスカート、衣類など、とってもたくさんの商品があり、お客さんも多く入っていました。

*De La Haye's Fish and Chips

フィッシュアンドチップスのお店です。基本的にテイクアウェイのお店なのですが、イートスペースが店内及び屋外にあるので、買って川のほとりで食べることができます。フィッシュの揚げ衣は少し分厚い目ですが、中のフィッシュはほかほかで柔らかく、(普通に)美味しいです。チップスも(普通に)美味しいです。屋外の席の卓上に塩とビネガーが置いてあるので、テイクアウェイするときにはこれらをかけ忘れないよう注意が必要です。

 

ほかにも人気のパブ、レストラン、ティールームがあるので、ボートン・オン・ザ・ウォーターは旅の拠点にするのにちょうどいいと思います。

コッツウォルズ旅行 ①バーフォード

今週はコッツウォルズ(Cotswolds)に行ってきました。暖かくなったら行こうと思っていたコッツウォルズ、比較的お天気にも恵まれて、ゆっくりとイギリスの原風景を楽しんできました。

ということで、数回に分けてコッツウォルズ旅行の思い出を綴りたいと思います。

 

最初に訪れた街はバーフォード(Burford)。ロンドンから車で1時間半の距離にあります。コッツウォルズの中では最もロンドン寄りにあるので、最初に訪れるにはピッタリです。ハイストリート沿いにコッツウォルズらしいはちみつ色の家が並ぶ、こじんまりとした落ち着いた雰囲気の街です。

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ロンドンからA40をずっと車で西に走ってくると、バーフォードの街に向かうラウンドアバウトを回ってThe Hillという通りを南から北に向かいます。バーフォードの街が見えてきました。この南側が丘になっていて、北側にあるバーフォードの街が一望できます。街に近付くにつれて素敵な風景が見えてきて、「コッツウォルズに来たんだな」という感じです。

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木々の生い茂る道路沿いにも、素敵なお家が並んでいます。こんなところに住んでいる人たちがいるんだなと羨ましくなりました。とっても素敵です。

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ここからハイストリートです。手前(写真左端)にCAFE NEROが見えてしまっていますが、それ以外はロンドンにはないお店ばかりです。

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カフェや衣料品店、雑貨屋さんが並んでいます。とてもこぢんまりとした街なので、お店に入らず歩くだけであれば30分もかからないくらいのサイズ感です。

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あひるがバーフォードに着いたのはお昼過ぎだったので、HUFFKINSでお茶をいただきます。ちなみにこのHUFFKINSはガイドブックの類にもよく載っているお店で、コッツウォルズ地方に4店舗あるようです。別の日に行ったストウ・オン・ザ・ウォルドの街の中心部でもHUFFKINSを見かけました。

バーフォードのHUFFKINSは2店舗がくっついたような形態になっています。丘の上側の入り口(写真手前)から入るとカフェ・レストラン用になっていて、丘の下側の入り口(写真奥)から入るとベーカリー・カフェ用になっています。どちらでも同じメニューを注文できます。

あひるはベーカリー・カフェ用のお店の方に入ったのですが、中庭のようなスペースがあり、まさかのガラ空き貸し切り状態でした。

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コッツウォルズストーンの壁に囲まれた素敵な空間です。

f:id:smileduck:20180527062302j:plainあひるはフルーツティーを注文しました。温かいフルーツジュースのようなお味で美味しかったです。相方は紅茶を頼んでいましたが、そちらもとても濃厚でした。

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久しぶりのアフタヌーンティーです。ロンドンでアフタヌーンティーをすると、安くても£25.00以上しますし、ホテルのアフタヌーンティーに行こうもんなら£60.00くらいは軽く腹をくくっていかなければならないのですが、田舎のアフタヌーンティーは基本的にお安めです。大都会ロンドン恐るべしです。

こちらのアフタヌーンティーはClassic afternoon teaで1人あたり£16.00でした。写真は2人分です。ちなみにバーフォードのHUFFKINSには、Burford afternoon teaという名のもう少しミニサイズのアフタヌーンティーもあるようです。

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まずはサンドウィッチからいただきます。サンドウィッチは3種類、右からハム&チェダーチーズ、真ん中ツナ&キューカンバー、左たまごです。ハム&チェダーはケチャップベースのソースがアクセントになっていて、斬新でした。ツナ、たまごも美味しかったです。割としっかりと中が詰まっていますし、作り立てのサンドウィッチなのでパンもふわふわで柔らかく、満足でした。

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お次はスコーンをいただきます。スコーンはやや小さめではありますが、しっとりどっしりなので、このサイズ感で十分でした。クロテッドクリームが美味しかったです。

ちなみにスコーンは、プレーン、フルーツ、チーズの3つから選べましたが、あひるはプレーンにしました。チーズのスコーンってロンドン市内ではあんまり見かけないのですが、コッツウォルズでは何回かみかけました。味の想像ができません、、、

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そして最後にケーキたち。いつもアフタヌーンティーをするとスコーンでお腹が膨れてしまうので、ケーキにたどり着くころにはお腹との相談が始まります。どれを今食べて、どれを持ち帰るのか、、、

最初にチョコのケーキをいただきました。甘さ控えめで案外とイケる感じだったので、調子に乗ってパウンドケーキもいただきました。その結果お腹はもうパンパンに、、、いちごのタルトとクリームのケーキはテイクアウェイしました。ごちそうさまでした。

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帰る前に店内を見て回ります。HUFFKINSのショップバッグ、色違いがたくさんあってオシャレでした。お土産にも人気があるとのことです。

さて、腹ごしらえを終えて、バーフォードの街歩きを続けます。

あひるが気になったのはこちらのお店、THE COTSWOLD CHEESE COMPANYです。

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ネズミの顔がかわいいです。こちらのお店もストウ・オン・ザ・ウォルドにもありました。コッツウォルズのチェーン店なんですね!

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店内にはチーズがたくさん!種類も豊富で美味しそうです。

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そのほかにもオリーブやオリーブオイル、クラッカーなど、チーズとワインで一杯やるのにもってこいのおつまみ類がたくさんあります。食器も売っていたので、あひるはここでタパス皿を購入しました。

次に向かったのは雑貨屋さんです。THREE FRENCH HENSという名のお店。

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外観からも見てお分かりのとおり賑やかそうな雑貨屋さんです。

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店内には少しマニアック(?)な小物がたくさん集められていました。かわいいものからクセのあるものまでいろいろあります。

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コースター、、、チョイスが渋めでなかなかのセンスです。

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コップもずらり!

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ハンドクリームや石鹸などの典型的なお土産系のものも売っていました。

あひるはこの雑貨屋さんで、小さなあひるを2匹ゲットしました。

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今回のあひるさんたちは押すとピヨピヨと鳴るやつです。鳴き声が違ったので2匹ともお買い上げとなりました。けど、、、これってあひるなのかな?小さいからひよこなのかもしれないです。

バーフォードの街のシンボルでもあるバーフォードチャーチ(Burford church)です。

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ここまで来ると街の端っこになります。

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バーフォード、ゆっくりお茶してぶらぶら街歩きをしながら気になるお店を回って所要時間2時間くらいでしょうか。素敵な街でした。

ロンドンドライブの落とし穴 ~Congestion charge~

ロンドンの交通事情は落とし穴がいっぱいです。イギリスはヨーロッパでは珍しく、車が左側車線を走行することから「日本と同じで運転しやすい」と思われがちなのですが、一度車道に出てみるとビビることばかりです。日本と同じような感覚で運転していると、本当に、本当に痛い目に遭います。

まず、ロンドンのドライバーの皆さん、車間距離が近い、スピードが速い、運転が荒い(?)です。あひるは日本で交通事故数が最も多いといわれている名古屋で運転をしたことがありますが、名古屋なんてめじゃないです。全く比べ物にならないくらい、ロンドンの運転は怖いです。

それに、ロンドンの車道の狭さといったら酷いものです。車幅ギリギリに設定しているとしか思えないほど車道が狭いです。それに、車道の両側に駐車している車だらけなので、余計に車道が狭く感じます。駐車している車のドアなんかが開こうものなら、ひやひやものです。

そして、やっかいなのがラウンドアバウト(Roundabout)。車が多いロンドンでは、ラウンドアバウトの導入によって交通渋滞の緩和を図っているのですが、日本人はラウンドアバウトに慣れていないため非常に厳しいです。ロンドン市内では信号機がある交差点もありますが、少し中心部を外れると、多くはラウンドアバウトです。それに、小さなラウンドアバウトならまだマシなのですが、3車線くらいある大きなラウンドアバウトなんかもあります。これが本当に難しいです。大きなラウンドアバウトでは、一番外側の車線を走っていると安全な気もしますが、右折の場合に一番外側を走ると270度旋回することになるので、その間に左側からどんどん車が入ってきて、てんやわんやになります。逆に、すっと一番内側の車線に入ってしまうと、これが最後、自分が出たかった道までに外側に出られないなんてことも、、、そのほか、大きなラウンドアバウト内を回っているうちに、自分がどれだけ回ったのか分からなくなり、出口を間違えることもしばしば。恐るべしラウンドアバウト。

そのほかにも、縦列駐車や難しいだの、駐車スペースが狭いだの、諸々あります。「歩行者優先」も日本よりもずっと進んでいるので、人もバンバン車道を横切ってきます。路肩の車線の意味もいろいろあるので事前の勉強が必要です。

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題です。

あひる家の車もこれまでいろいろとやらかしてきたのですが、その一つが「Congestion charge」です。ある日突然、City of Westminsterから封書が届いたので嫌な予感がしたのですが、開けてみるとやはり、、、交通違反を取られて罰金のお知らせが来ていました。そもそもCongestion chargeとは何ぞやというところですが、日本語でいうと「混雑課金」または「渋滞税」というようです。要は、ロンドン市内の中心部の交通渋滞を緩和するために、中心部への車の乗り入れを制限(=有料化)していて、それに違反したということでした。

Congestion chargeがかかってくる課金エリアは、次のマップの赤色部分です。

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この赤いエリアを走行するには事前に費用の支払いが必要になります。それを怠ると、、、ちゃんと監視カメラで捉えられて、証拠写真とともに罰金のお知らせが来るという仕組みなのです。

ちょっとエリアの上の端っこを横切っただけなのにな、、、と思いつつも、通知が来たからには従うほかありません。ロンドンの監視カメラ、恐るべし!

皆さまもロンドン市内の運転時にはお気をつけください。

リトルベニスで朝食

本日は朝からリトルベニス(Little Venice)を散歩し、朝食を食べてきました。

リトルベニスは、パディントン駅のすぐ北側にある小さな運河のエリアです。「リトルベニス=小さなベニス」という名前がついていますが、本場イタリアの運河とはやや異なる、というか全然違うじゃないかー!といった感じです。。。が、期待して行かなければ、ここはここで気持ちよくていい場所です。

 

パディントン駅の北東にある出口からスタートです。

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本日のルートは上の地図の黄色の矢印のとおりです。

パディントン駅の北東の出口を出ると、すぐ目の前にカラフルな船が泊まっています。一見わかりにくいのですが、もうここが運河です。

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このカラフルな船、船内および屋根上がすべてカフェになっています。パディントン駅についたばかりの観光客と思われる大きなキャリーケースを持った人や、ビジネスマン、その他お散歩に来ている人たちが多くここのカフェを利用していました。あひるの目的のカフェはもっと北に行ったところにあるので、このカフェに後ろ髪を引かれつつも散歩を続けます。

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運河はこんな感じです。運河自体は一見緑というか茶色というかといった色をしていますが、近くでみると運河の底も見えていて、水の透明度はある程度ありそうです。オシャレが小舟が多いです。

この運河には、さきほどのカラフルな船も含めていくつもの小船が停泊しています。お金持ちの所有物と思しき立派な小船から小船を改造したカフェ、また実際に交通の一部を担っているリアル小船まで、その種類は様々です。

さらに北に進みます。

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進んでいくと三角の湖のようなところにたどりつきます。ここは鳥たちが休んでいたり、船が旋回したりする場所のようです。前方(写真左端)にあひるの本日の目的のカフェが見えてきました。

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到着です。パディントン駅の北東の出口から歩いて5分もかからずに着きました。本日の朝食はこの「WATERSIDE CAFE」でいただきます。屋外にもテーブルがたくさんありますが、朝はやや冷えるので船内でいただくことにしました。

ちなみにあひるは以前にもこのWATERSIDE CAFEに来たことがあるのですが、この春にメニューをリニューアルしたようです。少しだけ値上げしたのかな?

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2018年5月現在のメニューです。

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まずはカプチーノをいただきます。カフェメニューはオーダーカウンターの近くに掲示がされています。クリーミーで美味しいです。

あひるのここのカフェの朝食メニューのおすすめは、オムレツです。メニューにあるトッピングから好きな具材を選んでオムレツを作ってもらえます。船首にあるキッチンで調理しているので、出来立てほやほやの料理が運ばれてきます。

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今日のオムレツは、オニオン+マッシュルーム+トマト+チーズです。本当はスピナッチを選んでいたのですが、お店の方からスピナッチを切らしているといわれて急遽スピナッチをオニオンに変更しました。

ここのオムレツはたまごがふわっとしていて美味です。

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そしてこちらがド定番のイングリッシュブレックファースト。ここのイングリッシュブレックファーストはトーストが2枚(斜めに半分に切ってあるので4片あります)、目玉焼きも2枚、厚切りベーコンも2枚、トマト、マッシュルーム、ビーンズです。大満足のボリューム!

イングリッシュブレックファーストって、お店によってかなり味が違うと思うのですが、このWATERSIDE CAFEのものはいい意味で薄味なので、日本人の舌に合うと思います。特にビーンズは美味しくないところは本当に美味しくないのですが、ここのビーンズはとても柔らかく煮てあって、ほんのり甘さがあって美味しいです。

街中の適当なお店のイングリッシュブレックファーストよりも、WATERSIDE CAFEのイングリッシュブレックファーストの方がずっと美味しい、、、(←あくまであひるの意見です)

この日は10時半過ぎ頃にお店に着いたのですが、その時点では1グループのお客さんしかいなかったのですが、あひるたちが食べ終わって帰る頃には船内は満席になっていました。いい季節なので、やはりお昼頃からはどんどん混んでくるみたいです。

 

たまには朝食をカフェでいただくのもいいですね。朝から動いて美味しいものを食べて、活力が湧いてきます。

ちなみにあひるが狙っている(?)というか、将来乗ってみたいなと思っているのがこちらの船です。「LONDON SHELL CO.」のディナークルーズ!

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こちらの船は、コース料理をいただきながらリトルベニスーカムデン間を遊覧するという内容になっています。料理の評判もかなりいいので気になっています。いつか、いつかと言っていたらいつになるのか分かりませんが、楽しみにしています。