ロンドンで旅するように暮らす

旅行好きの「あひる」の日記です。ガイドブックに載っているロンドン定番の観光地から在住者に人気の穴場スポットまで行ってみました!

テムズ河を眺めて過ごす、ハマースミス

ロンドンではお天気のいい日が続いています。一時期上がっていた気温も少し落ち着いてきて、気持ちのいい季節の到来です。

さて、先日ハマースミス(Hammersmith)に行ってきました。ハマースミスは、ロンドンの中心部より西のはずれにある小さな街です。はずれといってもハイドパークのあたりから車で20分ほど、バスや電車でも30分かからないので、すぐに行くことができる距離にあります。日本からの観光で訪れる人はそう多くないと思いますが、ハイストリートには美味しいお店も数多くありますし、ロンドン中心部とは違った地に足のついた住民の生活が垣間見えるような、ほっこりする雰囲気の街です。

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テムズ河にかかるハマースミスブリッジ。遠くからみても美しく、大変立派な橋がかかっています。ランプのような電灯もレトロな感じがして素敵です。

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テムズ河沿いは遊歩道になっていて、広い視界が望めます。前方にハマースミスブリッジが見えています。ブリッジの西側からロンドン中心部の方向を向いて撮った写真です。この河沿いにはパブやレストランがいくつか並んでいて、この日は良いお天気だったのでみなさん平日の昼間からビールを片手に屋外の席でのんびり過ごされていました。

この写真の反対側(ハマースミスブリッジを背にした方向)に歩いていくと、古くからある有名なパブ「ダヴ(The Dove)」があります。あの「老人と海」の作者であるアーネスト・ヘミングウェイも訪れていたというパブで、雰囲気のある小道を進んでいくと左手に入口があります。(「イギリス生まれの作家が通っていたパブ」というのが、イギリスの各所にたくさんありますね💦)今回あひるはハイストリートでランチしてきたのでパブには立ち寄らなかったのですが、ダヴにはテラス席があってテムズ河を眺めながら一杯できるという噂なので、行ってみたいです。ただ、上の写真にある角にある大きなパブ(写真左側の出っ張っているお店)も立地・雰囲気良しなので気になります。

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そして、テムズ河沿いにはファーニバル・ガーデン(Furnivall Gardens)という小さいながらも素敵なグリーンがありました。小さいといってもハイドパークに比べたら小さいというだけで、十分な広さがあります。ベンチには散歩中の方が休憩していたり、グリーン上にも寝そべって寛いている方がたくさんいました。近くに車道があるのでややエンジン音が聞こえてきますが、木々が遮っているせいか、それほど気にはなりません。住民たちの憩いの場です。

ちょっとロンドン中心部を離れたくなったときに、ハマースミスはちょうどいい癒しの空間になりそうです。